子どもたちの光るこえ/香葉村真由美
まさに女金八先生が、実際に体験した教え子たちの物語。
子どもたちのことをこんなにも心から思い、こんなにも愛情をたっぷり注げる先生がおられるとは、本当に驚きの連続でした。
本を読んでいると、数ヶ月前に参加させて頂いた真由美先生のご講演の光景が頭によぎり、ウルウルして来ます。
真由美先生は、ある教え子を受け止めることが出来なかった。そのことで自分自身が傷つきボロボロになります。そんな折り、娘さんの一言で救われ、子どもたち
の支えにより気づかされます。全てを失った自分のそのままで生きていこう。ありのままの自分で出来ることをしようと思えた時、前に進むことが出来るようになったそうです。
本当に辛い時期があり、それを乗り越えて来られた先生だからこそ、教師からもあこがられる今の先生があるんでしょうね。
先生は、子どもたちからいっぱいのことを学ばれたそうです。
その一部を引用
●「愛されて生きること」の素晴らしさ。
●どんな子どもでも受け止める。
●「生きているだけで奇跡」「生きているだけで素晴らしい」
●「自分を信じる力」
●教師は教えるというより、その子の中の光に向けて、光を信じて、伝えること。
●子どもたちの花が咲くその日を信じて、ひたすらに子どもたちの心に種をまくだけ。
●子育てに迷ったら「いのち」という視点で子どもを見てみる。「生まれてきてくれてありがとう」と思い出す。
●子どもたちの心のこえが聞こえてきた時、一人ひとりの子どもたちが本来持っている光を見せてあげたくなる。
●大変なことが起きても、自分を鍛えるチャンスと受け止め、何があっても逃げない覚悟をする。どんなに真っ黒闇でも、その中に一筋の光を見つけ出し、その光を信じて、一歩ずつ歩いて行くこと。
●人は、愛でしか変わらない??これに尽きます。
こんな素敵な先生の教え子になりたかったなぁ?。
年明け早々、真由美先生の講演会に参加するので、またウルウルして来ます。
【2018.12.24投稿】