物を見ようとするとき、片目は正面を向いていて、もう片目が外側に向いてしまっている状態を外斜視といいます。原因としては、目を動かす筋肉や神経の異常によるもの、遠視によるもの、目の病気によるもの、脳の病気によるもの、また全身の病気に伴うものなどがあります。多くは目を動かす筋肉や遠視によるものですが、全身検査やMRIなどの検査で原因究明を行うことがあります。
斜視では、ズレている方の目が弱視になっていることがあるので、これを改善し、両目の視力を良くすることが治療の第一歩です。次に、目の位置をまっすぐにします。メガネの使用で改善することもありますが、場合によっては手術を必要とします。最後に、両方の目で物を見る力をつけるための治療を行います。
両眼で物を見ているときには両方の眼が同じ方向を向いていても、片眼を隠したとき、隠された眼が外方向を向く状態を、外斜位といいます。斜位は「潜伏性斜視」とも言われますが、「すぐに眼精疲労や肩凝り、頭痛が起きる」「両眼で見ているのに物が2つに見えることがある」「読書やパソコン入力作業中に行を飛ばすことがある」「遠近感がとりにくい」「球技が苦手」などの問題があるときには眼科医での検査をおすすめします。
メガネでの矯正で完全することがほとんどです。
物を見ようとするとき、片目は正面を向いていて、もう片目が内側に向いてしまっている状態を内斜視といいます。原因としては、目を動かす筋肉や神経の異常によるもの、遠視によるもの、目の病気によるもの、脳の病気によるもの、また全身の病気に伴うものなどがあります。多くは目を動かす筋肉や遠視によるものですが、全身検査やMRIなどの検査で原因究明を行うことがあります。
斜視では、ズレている方の目が弱視になっていることがあるので、これを改善し、両目の視力を良くすることが治療の第一歩です。次に、目の位置をまっすぐにします。メガネの使用で改善することもありますが、場合によっては手術を必要とします。最後に、両方の目で物を見る力をつけるための治療を行います。
物を見るときに左右の目の方向が違う、たとえば片目は正面を向き、一方の目は外側を向いている状態を「外斜視」、内側を向いている状態を「内 斜視」といいます。
その原因には「目を動かす筋肉や神経の異常」「遠視」「その他の目の病気」、あるいは脳や全身の病気が原因の一端になっているなど、いろいろ あります。
多くは、目を動かすための筋肉や遠視が原因ですが、念のために全身の検査やMRIなどを用いて原因究明を図ることもあります。
斜視の場合、ズレているほうの目が弱視になっていることがよくあるので、治療としてはまずこれを改善し、両目の視力を回復させることが第一歩 となります。
次に、外や内を向いている目の位置をまっすぐにします。メガネで改善されることもありますが、ときには手術が必要になることもないわけではあ りません。最後に、両目で物を見る力をつけるための治療を行っていきます。