眼精疲労が引き起こされるのには、様々な原因が考えられます。
近視、乱視、老眼などのメガネやコンタクトレンズが合っていない場合。無理をして物を見ようとするため、姿勢が悪くなったり、左右の視力が違ったりして肩凝りなど身体に悪影響をおよぼします。

眼を酷使したり、コンタクトレンズを使用する方に多く、眼球の表面が乾燥してしまう病気が、眼精疲労を伴います。

網膜の視神経が障害されて視野が狭くなる病気。この病気の患者さんには眼圧が高い人が多く、眼圧が高いと頭痛を引き起こすこともあります。

水晶体が濁る病気で、視力が低下したり、まぶしさを感じたりすることが眼精疲労を引き起こします。また白内障の手術の後、少し見え方が変わることから、眼精疲労を起こすこともあります。

物を見るときに両目の視線が一致せず、別々の方角を向いてしまう状態です。左右の視線を合わせるために、がんばらないと行けないので眼精疲労を引き起こすことがあります。

風邪やインフルエンザ、更年期障害、自律神経失調症、虫歯、歯周病、耳鼻科系の病気などで眼精疲労になることもあります。

携帯電話、スマートフォン、パソコン、テレビなど、眼を使う環境は厳しくなっていく現代。使うほどに眼は疲れるので、酷使すると眼精疲労の原因になります。

不安感、イライラして落ち着かない、眠れないなど、精神的ストレスの症状は様々ですが、身体にも高血圧、血行不良、胃潰瘍などを引き起こすことがあります。身体に現れる症状の一つに、眼精疲労があげられることもあります。