院長の趣味の部屋

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2017.11.05更新

クリニック開業ロケットスタート戦略/梅岡比俊 

開業3年以内に確かな経営マインドを如何に身につけ、他院との差別化を図るためのノウハウを惜しみなく書かれておられます。

開業準備期間から「なぜ開業するのか?」「なぜその土地で開業するのか?」「なぜ眼科なのか?」「どのような医療を患者さんに提供していくのか?」など開業の目的をしっかりと考えるというくだりは、父が体調不良で急きょ院長になった私には正に目からウロコ。。。親子継承という自然な流れであったので、お恥ずかしい話ですが、ここまでしっかりと向き合うことはなかったです。

ミッションとは、組織が果たすべき使命・役割・目的。

ビジョンとは、組織が目指す将来のある時点でのあるべき姿。

バリューとは、組織が共有する価値観・従業員の判断基準となる行動指針。

5年前から“チーム梶川”とネーミングし、クレド(ラテン語で志や理念のことで、行動指針)も作り、毎日唱和しその浸透・定着に努めています。

スタッフが自立的・主体的に動けるようなクリニック作りには、理念を明確にし表してスタッフと共有し、院長自身が常に理念に沿った姿勢を貫くことで、スタッフに浸透・定着し、スタッフもぶれずに患者さんに応対できるようになると書かれています。なるほどなぁ~。

時期に応じて重要な項目が掲げられており、とても解りやすいです。

開業直前であれば、ホームページをどう構築するか、スタッフの採用はどうするのかなどなど。

開業直後では、やっぱスタッフとの信頼関係を構築するのが最優先事項となりますから、それをいかに取り組むか。

開業1年ともなると、将来的にクリニックをより発展させるために①他業種経営者との触れ合い、②リーダーの選定と育成、③患者さんからのアンケート取得、④院長の想いを伝える場の設定、⑤スタッフブログの開始、⑥クラークの育成開始などを始めることをお薦めしています。

開業3年ともなると、実行して欲しい項目がさらに増えます。

梅岡先生が8年の開業経験から体験し学んだ具体的な内容がいっぱい披露されており、さらには経営者マインドについても触れられているので、開業20数年の私にとっても「やり方」「あり方」共に学びと気付きが“超”ありました。 

hp2017.11.05

 

 

 

 

 

投稿者: 梶川眼科医院 院長:梶川大介

2017.11.04更新

落ちこんだときに元気になる考え方/福島正伸

1年前に読んだ本ですが、また読みたくなったので。
福島先生とは、7年前の大阪歯科ドリプラの講演で初めてお会いし、「こんなにもポジティブ思考の塊みたいな人がいてはるんや!!」と驚かされたものです。
先生はガンを患っても「私は幸せになるためにガンになった。そもそも私たちは、幸せになるために生まれてきたのだから」「病気は人を幸せにする」とおっっしゃり、今でも元気に講演活動をされておられます。
この本には、次の行動に進むための考え方のヒントがいっぱい。
考え方が変われば、行動が変わり、行動が変わると、必ず人生が変わる!!
僕の大好きな言葉です。

●自分は何のために生きているのかを真剣に考える。

●自分の出来ることから、行動していけばいい。

●ものごとは、自分の努力のレベルに合った結果しか出ないから、努力をしたのに結果が出ないとすれば、それは努力が足りないだけ。

●結果よりも大切なこと。
失敗しようが成功しようが、それよりも置かれた状況の中で「どう生きるか」「その経験から何を学んで、どれだけ成長するか」が何よりも大切。

●「やりたいか、やりたくないか」を判断基準にする。

●他人を元気にすると自分が元気になる。

●こうあるべきが人間関係を悪くする。
具体的に相手を大切にするには、「感謝する」「相手から学ぶ」「相手に貢献する」「相手に尽くす」

●なかなかうまくいかない、と思う相手がいるときに。
その人にどうしたら好意を持つことが出来るのかを考えてみる。
相手の良いところを探したり、自分に足らないところを反省して、自分の相手に対する意識を変えてみる。

●自分が正しいと思うと、いい人間関係が作れない。
正しいことを要求するのではなく、自分が相手のために何が出来るかを考える。
相手のしていることを自分の基準で評価するのではなく、相手が何をしても、まず応援する気持ちがベースにないとどんなに正しいことも伝わらない。
競争は、昨日の自分とするもので、他人は支援する対象と考える。

●ネガティヴな感情に振り回されないためには。
ネガティヴな感情が入ってこないように、いつも意図的にポジティブな思考をいれておく。問題が起きたら、「チャ~ンス!!」と言ってみる。

●何かを成し遂げる人は、才能のせいにしない。
共通して「できる理由」を探し続けている。
努力を続ければ、スピードはそれぞれ違うかも知れないけど、すべての人がどんな夢でも実現するようになる。自信がなくても、結果を残せなくても、それでもあきらめずに自分の目指している道を進んでいくべき。
やりたいことは、できること。
なかなか結果が出ないのは、他人と同じやり方をしようとするから。
自分らしいやり方を見つけていけばいい。

●「楽しんでやろう」と決めてしまうことが大切。
「楽しむ」と決めてしまうことで、無駄な力が抜けていく。
楽しむと決めたら、後はやるべきことをやり続ける。
目指している結果に、最も近づくことができる。

●見方を変えると、辛いことにも気づきがある
「一体なぜ辛いと感じたのだろう」ということを前向きに考えてみる。
「この経験を次に活かすには、どうしたらいいのだろう」と考えてみる。
自分の気持ちは、自分の考え方次第で変わる。自分自身が、どう考えるか。

●悩んで悩み抜くと、生き方での迷いはなくなる
自分が大切にしたい価値観や自分の目指すべき理想の生き方が、はっきりと見えてくる。自分がやっていることに意義を感じ、自分の価値観を大切にし、自分らしく生きている時は、悩みが嫌なものではなくなる。
迷わないということは、自分の中にしっかりとした軸を作ること。

●人は、自分がイメージした通りの自分になる

●自分らしく自分のペースで、できることから
一日中、笑顔で生きているだけでも、まわりの人たちに大きな勇気を与える。
心が安定していて不満や批判を言わないだけで、まわりの人に貢献している。
周囲の人に感謝をしながら生きているだけで、人と人との素敵な繋がりを作る。

hp2017.11.04

投稿者: 梶川眼科医院 院長:梶川大介

2017.11.03更新

考えてみる/大久保寛司

「こんな風になりたいな」「こんな風に生きれたらいいな」という素敵な言葉ばかり。

さっと読めるけど、その問い掛けは実に奥が深いです。

机の上にでも置いておいて、ちょくちょく見たくなる本です。

●イキイキ、楽しい職場の理由は、
「毎日成長できるから」
「みんなが助けてくれるから」
「上司が任せてくれるから」
「みんなが尊敬できる方ばかりだから」

●子に対して親が担うべき役割は「子を育てる」ことではなく「子が育つ環境をつくる」こと。
上司と部下の関係性も全く同じことが言えるなぁ~。

●遊びと雑談の多い企業は強い。
社員たちは、仕事を離れた場で部署の枠を超えて本気で話し合います。
そこで互いをより深く理解します。
相手を思いやり、連帯感を強めて行くことができるようになります。
そうした営みが日常化している企業では、互いに助け合う土壌が育っています。
これが組織力・企業力になるのだ。

●人をどこまで受け入れられるか?
受け入れられる範囲は、人によって大きく異なります。
考え方、価値観、見方が違うとどうしても相手を否定したくなる。
こんな経験は、多かれ少なかれ誰にでもあるのでは?
駄目というレッテルを貼る前に、自分の幅を広げてみる。
そうすれば相手を否定することはなくなります。
人をどこまで受け入れられるか、自分自身の幅を広げることが大切。

●相手は何も変わらず、変わったのはこちらの見方
見るところを変えただけ。
少し位置をずらしただけ。
たったそれだけのことで、自分が穏やかになれます。
どこを見るかを決めるのは、あくまで自分。

●今日  大切なことは
今日をどのような思いで生きるか
今日をどのように生きるか
今日一日
他人の成長を助け、他人の喜びを増し
少しでも成長でき、少しでも自分を深め、
少しでも自分を高める日でありたい。

●「ありがとう」は美しい花の種蒔きのようなもの
言えば言うほど、自分が幸せになってきます。
「ありがとうございます」を習慣にできたら最高です。

●欠点を叩けば、欠点がさらに伸びます
いいところを褒めれば、いいところがもっと伸びます。
できないところを指摘するのではなく、できるようになったことを一緒に喜ぶ。
相手のいいところを認めること。
そのような自分をつくりこと。
他人と比べるのではなく、昨日の自分と比べる。

●相手の姿は、自分の姿
自分の周りが、親切でない人ばかりなら
自分の周りが、素晴らしい人ばかりなら
それが、あなた自身です。
やっぱここでも鏡の法則だ。

●笑顔で喜んで働いている人の仕事は、お客様に喜びを運びます。
その喜びは、企業の繁栄に繋がります。
みんな幸せになります。
みんな幸せになる道があるのです。

hp2017.11.03

 

 

 

投稿者: 梶川眼科医院 院長:梶川大介

2017.11.02更新

ほめ達!検定公式テキスト/西村貴好

「ほめ達!」って何なん?!
ほめ達!とは、目の前の人・物・起きる出来事などの価値を発見し伝える『価値発見の達人』のことです。
今年5月に検定試験を受け、何とか無事に2級も合格。
公式テキストを読んでから、受講すべきだったと反省。。。
●ピンチをチャンスと捉える
出来事は、出来事単体ではなく、必ず感情を伴ってやって来るので、出来事と感情をなるべく切り離して「出来事単体の意味や価値」を考えてみる。この感情がホント厄介で、難しいけど。
●辛い出来事にも価値がある
過去に起きた事実は変えられないけど、出来事の意味は変えられる!!
●自分の精一杯がマイナスをプラスに変える
考え方を変えると、環境が変わる。
環境が変わると、結果が変わる。
大切なのは、変えられないものを変えようとするのではなく、自分自身に出来ることを精一杯行い、自分のものの見方や考え方、行動の仕方をマイナスではなくプラスへと変えていくこと。
ほめ逹!は、その人の欠点やマイナスに見えるところも、プラスの価値に転じて伝えてあげることが出来ます。
●本人が本気で信じる
本人が夢を本気で信じ、本気で口にし、本気で行動していると、実現の可能性は限りなく高まる。
①協力者が現れるかどうか?!
②恥ずかしいと思わなくなるかどうか?!
③すべての言葉がアドバイスに聞こえるかどうか?!
●価値を伝えることでやる気を引き出す
取り組んでいることが同じであっても、そこにどのような価値を見い出すかで、やり甲斐は大きく変わって来る。
自分は何のために行動するのか、自分の仕事はどのような価値を持っているのかということをきちんと伝える。
リーダーがしっかりとしたビジョンを示し、自信を持って進めば、周りの人も安心して前に進む。
●事実に貢献が加わるとワンランク上の褒め言葉になる。
自分が周りの人にいい影響を与えているという実感を得たい。
●褒めることは相手を伸ばし、人間関係を円滑にする。
●見方次第で短所は長所へと変わる
人間には、他人のいいところを探そうとしても、自然とネガテイブな部分を探してしまうというやっかいな傾向があります。
ネガテイブな見方の裏にあるプラスの部分を探し出す。
●正しい褒め方には事実が含まれている
褒める時は、小さな事実に注目、ありがとうという感謝の言葉を添えると、非常に良い褒め言葉になる。
周りの人に役に立った、貢献したという事実は、褒められた人にとって最高に嬉しい事実。
相手に対する信頼に繋がり、相手のために何かをしっかりとしようというモチベーションへと繋がる。  

検定には、受かったものの、まだ全然身に付いていないです(涙)。
hp2017.11.02

hp2017.11.02(2)

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投稿者: 梶川眼科医院 院長:梶川大介

TEL:078-732-0091 診療時間:9:00~12:00/15:00~18:00 休診日:日祝・木、土曜日午後 アクセスはこちら