心のこもったおもてなし(ホスピタリティ)というタイトルに目を奪われて、この書籍を即購入。ザリッツカールトン大阪の支配人が書かれたということで、さらにワクワクです。数年前にこのホテルで忘年会を催し、一流のおもてなしにも触れさせて頂きました。当院の目指していることが「心のこもった眼科医療を提供する」であり、本家本元のクレド(信条・約束)を真似をして作りました。
支配人が、ちょこちょこ書き留めたそのひと言、ふた言が実に奥深く、うん、うんともう頷きっぱなし。126項目あって、付箋も貼りまくり状態なのです。
チーム梶川が、もうワンランク上を目指すための目から鱗のお話がてんこ盛り。僕のお気に入りをお客様を患者様に置き換えて少し紹介します。
●スタッフが患者様一人ひとりを大切に思い、心を込めておもてなしをする。「人の手による心のこもったサービス」すなわちホスピタリティが、患者様の心を捉える。
●患者様の心を動かし、感動させるのはお金をかけた豪華な設備などではありません。患者様に少しでも喜んで頂きたいと願うおもてなしの心、ホスピタリティ・マインドなのです。
●人の手による温かみのあるサービスから生まれた感動は長い間、患者様の心に残る。患者様は感動され、繰り返し訪れたいという気持ちになる。
●私たちは、患者様が、数ある医療機関の中から、当院を選んでくださったことの素晴らしさと感謝の気持ちを決して忘れてはいけない。
●患者様に「価値がある」と感じて頂けるようなサービスをどう提供するか。
●医療機関におけるブランドとは、患者様が医院に対して「ここは特別だ」「ここは素晴らしい」と抱く信頼感であり、医院がその信頼に応える「約束」です。
●忙しく患者様対応がおろそかになりそうな時、自分はなぜ今忙しいかを考えてみる。それは、当院がより多くの患者様に必要とされているからに他なりません。
忙しいことは嬉しいことと感謝の気持ちを持って、すべての患者様に心を込めた対応を心がける。
●「ホスピタリティ」「心のこもったおもてなし」を具体的にイメージできなければ、「もし、この患者様が自分の家族だったら」と考えてみる。