当院では、新型コロナウイルスに有効な可能性がある「次亜塩素酸水」による加湿を行っています。
参考資料は以下の通り。
新型コロナウイルスの感染拡大に対応し、家庭や職場においてアルコール以外の消毒方法の選択肢を増やすため、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は、”経済産業省”の要請に応じ、文献調査等を行ってきました。
本日、これまでの調査結果を踏まえて有識者による検討委員会を開催し、新型コロナウイルスに有効な可能性がある消毒方法として、以下が選定されました。
「界面活性剤(台所用洗剤等)」
「次亜塩素酸水(電気分解法で生成したもの)」
「第4級アンモニウム塩」
今後、これらの消毒方法について、NITEにおいて有効性の評価を実施します。検討委員会の意見を聞きながら、補正予算の審議の状況を踏まえて、文献調査、有識者へのヒアリング、ウイルスを用いた実証試験等を行います。
消毒方法の詳細、選定の考え方、実証試験の進め方等については、関連リンクにあります独立行政法人製品評価技術基盤機構の発表サイトをご覧ください。
【次亜塩素酸水・噴霧中止のお知らせ】
4月15日、経済産業省から新型コロナウイルスに有効な可能性がある消毒方法として次亜塩素酸水(電気分解法で生成したもの)が選定されておりました。
5月29日、経済産業省は、次亜塩素酸水の噴霧について「新型コロナへの有効性は確認されていない」と公表し、また、WHO(世界保健機関)は「消毒剤の人体への噴霧はいかなる状況でも推奨されない」という見解を示しております。
これを受け、5月30日より当院では、加湿器による次亜塩素酸水の噴霧を中止と致しました。