「なりたい自分」へ加速する問いかけコーチング/一条佳代
「なりたい自分」って何だろう?
この本のタイトルを見てすぐに思いました。
還暦をとうに迎え、第二の人生をどう歩むのかの答えを模索してたら、今に至っています(苦笑)。
自分は、どうなりたいんだろう?
自分らしく生きるためにどうしたらいいんだろう?
そんな心がモヤモヤした時は、自分自身が変わるチャンス。
「なりたい自分」とは、嘘、偽りのない、本当の自分。
「なりたい自分」になるためのヒントがいっぱいで奥が深い。
●「できるか」「できないか」で考えるのをやめて「やりたいか」「やりたくないか」という問いに変える。
●どんなことも結局、すべて自分で決めている
もし、現状に不満を抱いていたり、何かを変えたいと思っているのだとしたら、今あなたが蒔く「種」を変えること。「今」の思い、言葉、行動一つひとつが大事です。
●「自分だったらこう動くのに、なぜそれが出来ないのか」と思ったら
良い悪いと評価せず、まずはそのように感じる自分がいるということを認識することが大切。
●自分以外の誰かに喜んで貰えることが私の喜び
心からそう思え、心から喜ぶことが出来るのは、自分自身のことを自分が知って自立が出来てからのこと。
●自分自身を信じることは、すべてにおいて原動力
「なりたい自分」において一番大事なのは、自分への自信。
そのためには、何か自分を変えるために出来ることから始めること、そして出来るようになるまで努力を重ねること。
●人はそれぞれ違う価値観を持っている
価値観とは、価値を判断する時の根底となるものの見方。
自分を知ることは、自分の価値観を知ることと同じ。それがきちんと認識できていれば、他人の感情、行動に振り回されることもない。
●あなたの本音を引き出す
自分の頭の中で「私はどうしたいんだろう?!」」「私はどっちを選びたいんだろう?!」と自分に問い掛けることが出来れば、自分で決めることが出来る。
●あなたの強みを見つける
強みとは、本来それを必要としている人に与えるためのもの。あなたの得意とすることや好きなことが、社会的ポジションとして与えられ、力を発揮できたら、さらに誰かの役に立てられて喜んでくれる人がいたら、こんな幸せなことはない。
●自分自身とのコミュニケーションが大事
自分との対話が出来て、初めて他人との関係が円滑になる。自分を認識できていないと、他人を受け入れる余裕が持てない。
●過去に起こった出来事を変えることは出来ないが、捉え方は、いつからだって変えることが出来る。
●あなたが出会う人、物、事は、すべて必然であり、必要で、一番良いタイミングでやってくる。