阪神タイガース監督・矢野燿大氏、ベストセラー作家・ひすいこたろう氏、メンタルトレーナー・大嶋啓介氏3人による夢のコラボ書籍。阪神ファンの僕は、超ワクワクしながら読み切りました。
矢野監督のお人柄やあり方がとっても素敵で、3人の熱い思いが詰まっていて学びと気づきがホントいっぱいです。矢野監督は、ミッションやビジョンを掲げて野球を楽しんでおられ、監督業も経営者も目指すところは全く同じであることに共感しまくり。
選手という文言を部下に置き換えてちょっと自分流にアレンジしてみるとスッと入ってきます。他にも素敵なフレーズがてんこ盛りで書き切れません(苦笑)。
●部下がミスをしても上司が寄り添って一緒に考えることで、部下のモチベーションは上がり、失敗を恐れず、どんどん積極的な人材になる。
●上司が結果だけでなくそのプロセスも見て、さらに気持ちも汲み取ってくれるって部下にとって何より嬉しいこと。
●まず部下の気持ちを聴いて「じゃあ次どうする?」という問いを投げ掛けて自分で考えるように働きかける。その上で上司がどう感じているかを伝える。
●上司が、部下の可能性を信じて言葉をかけてあげること。可能性の扉を開く鍵は、上司がどう見るか。
●苦しいとき、それはチームの関係性を見直すとき。つまり、チームが1つになる最大のチャンス。
●チームづくり=空気づくり(雰囲気づくり)=結果
業績を上げたければ、まずは職場の雰囲気を良くすること。空気が変われば、結果は変わる。その空気は、リーダーの人柄がつくる。
●最高のリーダーとは、困難の先にあるワクワクや感動や価値を臨場感をもって皆んなにイメージさせられる人。
●「楽しむは決意。楽しむは努力」苦しい中でも、楽しむ努力をすればいい。