院長の趣味の部屋

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2019.07.28更新

最高のリーダーほど教えない/鮎川詢裕子

優れたリーダーが行なっているマネジメント手法ってご存知ですか?!
それは、「教えないで、気づきを導く」。
なんと教えないんですよ(驚)。
「教える」➩「気づかせる」という思考のシフトチェンジが、これまためっちゃ難しい。ついつい教えてしまったり、部下が求めてもいないのにアドバイスをしてしまう上司が多いのでは(苦笑)。それは指示になり、そのことで部下は考えなくなり、自分の考えを持っていても言えなくなってしまう。。。
ところが、自分が心から「これだ!」「これをすればよかったんだ!!」と気づいた時には、自立型人間や自主的人間になっていく。
気づきが起きると、人は自然と変わり出します。
他人に言われた言葉ではなく、自分の内側から湧いてくる答えなので、そのエネルギーは自分を突き動かす凄い力になっていくのです。
「リーダーが何かをする」ことではなく、「リーダーが部下自身に行動してもらうよう導く」という考えを持つことが大事なのだ。なるほど。
@部下に「指示する」➩部下が自分から「行動するよう導く」
@問題点を「指摘する」➩部下が問題点に「気づくように導く」
「導く」がキーワード!!
そのためには、部下にとって役に立つ質問が出来るかがポイント。さらに、何でも安心して話せる目的意識を持った場を作るのも忘れてはいけないですね。
部下との個人面談で時々遭遇する沈黙の時間は、本人がまだ考えたことすらなかったことを初めて自分の内側に見つけていくために必要。この時間があるからこそ、新たな気づきや発見があり、思考が整理されていきます。
●部下に気づきが生まれないのは?
上司との関わりによって「自分で考え、行動する」というクセがついていないから。。。
●質問して、受け止め、応答する。質問して、受け止め、応答するの繰り返し。
●迷ったら理念に立ち返って考えていくクセをつけると理念が生きてくる。
●部下に対して行いがちなうまくいかない原因
①部下の行動を変えようとしている
②認識がズレたまま仕事を進めている
③部下の力を引き出す関わり方を知らない
●大事なのは「答えを教える」のではなく、「部下の内省を助け、自分で気づくことに導く」というプロセス。
内省とは、自分の考えや言動を深く省みること。

 

投稿者: 梶川眼科医院 院長:梶川大介

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