院長の趣味の部屋

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2018.03.21更新

いのち輝くホスピタリティ
医療は究極のサービス業/望月智行

「職員に満足や幸福を感じさせることの出来ない病院では、患者様に満足を提供することは出来ない。」そう言い切る川越胃腸病院の望月院長。
「患者様の満足と幸せの追求」「職員の幸せの追求」「病院の発展性と安定性の追求」の三つを経営理念の根幹に据え、それを浸透・定着させるために様々な取り組みをしていきます。
望月院長が、自分の理想とする医療を実現するのになんと25年!!
当初、理念は理解されず、仕事の質も職場の結束も高まらず、思い通りにならないことばかりが続いたそうです。でも、望月院長は、諦めませんでした。妥協もしませんでした。焦らず、少しずつ、医療の質を向上させて来られました。
「苦労する価値は十分にある。」という言葉には、本当に重みがあります。
現役院長の情熱あふれる素敵な文章に感激しっ放し。現役院長が語ること故、同じ医療人・院長・リーダーとしてすぅ~と腑に落ち、チーム梶川を今後どうするのかのヒントがいっぱいでした。
面白くて何度も読み返したくなる本です。

●サービスとは?!
人に対する熱い想いといたわりの心が、行動という具体的な形に表れたもの。
欲しいものを、欲しいときに、最高の形で、笑顔と心を込めて届ける。
その行動によって人に喜ばれることを、自らの喜びと感じられるような人が集う組織を作りたい。
医療は、究極のサービス業である。

●ある職員のコメント
「私たちはいつも、どうしたらもっと患者様に喜んで頂けるかを考えて仕事をしています。」

●仕事とは?!
人を幸せにするためにあるもの。
人の幸せや社会の発展に貢献することを目的とする社会的活動であり、相手に価値を生んで初めて完結するもの。
相手に喜んでもらい、幸福を感じてもらい、相手の心と生活の中に何らかの価値を生み出した時に仕事になる。

●目標にする先輩が職場にいるということが、理想の職場。

●医療人にとって最高のやりがいは?!
決して経済的な満足ではなく、仕事の充実感ややりがい、自己実現や成長感などの目に見えない満足感や充実感を求めて働くこと。

●社会的満足は誇り
働く人が、自分にとって大切な人やかけがえのない家族が病気になったら、真っ先に連れて行きたいと思うような病院でなければならない。

●経営者として一番嬉しいのは、職員たちの活き活きと輝く、明るい笑顔を見られること。

●働く人が幸せでいられることが、患者様の幸せに繋がる。

●素晴らしい組織の条件
①人が辞めないこと。
②働く人の笑顔の質が高いこと。

●経営の目的とは?!
かかわる全ての人に喜びと幸せを提供すること。

●経営の目標とは?!
一人ひとりの職員が、それぞれの能力を存分に発揮し、同じ目標に向かって最大の総合力を発揮できる状態のうえで、やり甲斐と生き甲斐を感じながら仕事に打ち込める環境をつくること。

●ひと満足の好循環スパイラル
職員満足なくして患者満足はなく、患者満足なくして社会満足(評価)も病院の発展もありえない、すなわち「ESなくしてCSなし」という経営の原点。
このスパイラルが、途切れることなく力強く回転し続けると、関わる全ての人が幸せになる。このサイクルを強く、正しく回転させるエネルギーは、病院理念への正しい理解と共感、病院と職員との発展を共創する職場風土が大切。

【2018.3.21投稿】

 hp2018.3.21

 

 

投稿者: 梶川眼科医院 院長:梶川大介

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