一歩を超える勇気/栗城史多
日本人初のエレベスト単独・無酸素登頂に成功。
講演会の時にもムービーが流れたけど、あの極寒の極限の状況をたった一人で挑戦するなんて凄い。その中で、生きることへの感謝の気持ちが湧き、自分は何のために生きるのか、何に命を果たすのかを考えるようになったそうです。
栗城さんの最大の夢は、「冒険の共有」。
インターネットで生中継をしながら山に登り、夢を共有すること。夢を共有することで、新しい挑戦や夢が生まれ、多くの人が自分の夢に向かっていくことを目標にしておられます。見えない山(夢)に向かっている人や山を見つけたいと思っている人の「一歩を超える勇気」になりたいとも。
●可能や不可能は、自分が勝手に作っていた。
自分の中にはまだ無限の可能性がある。
●生きることとは、希望(夢)を持ち、行動すること。
●夢を持つと人は明るくなり、元気になる。
自分自身が変わり始めると、周りの人も明るくなる。
●出来ないと思ってやめてしまったら絶対に出来ないけど、それは自分の心が決めているだけで、本当はやってみたら出来るということが、絶対に多い。
そう考えて行動すると、「必ずやる」という信念ができるようになり、「必ずやり遂げられる」という大きな自信が持てるようになった。
●苦しみを楽しもうとする心のスイッチを入れられるかどうか。
「これでいいのだ」という魔法の呪文。
苦しいことも、不安なことも、全てあるがままを受け入れること。
何かが上手くいく時というのは、全てを受け入れている時。
●「苦しみにありがとう」
苦しみを受け入れて、そして感謝する。
●どんな困難があったとしても、とにかく挑戦していくことで、自分は研かれ、 光は増す。困難という闇が濃いほど光は輝く。
そして、その夢が叶った時、闇の中で自分が最高に輝ける瞬間が来る。
本を読んで、機会があればまた講演会に行きたいと思います。
【平成30年1月23日投稿】