院長の趣味の部屋

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2017.12.18更新

管理しない会社がうまくいくワケ/アービンジャー・インスティチュート

自分の小さな「箱」から脱出する方法の《ビジネス篇》です。
「箱」に入るとは、自己欺瞞(じこぎまん)、自分に問題があると気が付いていないことのたとえ。
初めてこの概念を教えて頂いたときは、もう凹みまくりでした。
その核となることは、心の持ち方には2つあって、相手のことを「人(思いやりの心)」としてみるのか、「物(抵抗心)」としてみるのか。「物」として見始めると、「便利な道具」「邪魔な物」「無関心」として対応してしまいます。
ファシリテーターの方でも「箱」に入るのだから、僕が入って当たり前。でも、ファシリテーターの方は、「箱」に入っているのに気付きすぐに外に出られます。
今回のキーワードであるマインドセット(心の持ち方)も、自分の核となる信条のことで、物事をどう見ているか、人や環境・直面している問題・チャンス・責任といったものをどう捉えているかを意味します。
そして、私たちの行動は、すべマインドセットで決まり、形づくられます。
自分の意思による行動こそが大きな変化をもたらします。
マインドセットが変わると、自ずと行動も変わる!!
マインドセットが外向きになると、自分以外のものにも目を向け、自分にとって得か損かという狭い了見を超えた考え方が出来ます。
《外向き思考で人を見るとき》
①相手のニーズ・目的・課題を敏感に察知し、関心を持っている。
②相手を人として見ている。
③他者を考慮に入れた目的と行動
《内向き思考で人を見るとき》
①相手を物として見ている。
②自分中心の目的と行動。
じゃあどうやってマインドセットを変えるんだろう?
相手が変わってくれるかどうかは気にせず、自分が相手をどう見るか、どう協力するかを変えてみる。
外向き思考への変化で最も重要なのは、相手にとって欲しい行動を先に自分がとること。
外向き思考に変わった人は、相手を変えようとはしない。相手は、自分のマインドセットを自分で選んでいるから。
《外向き思考の組織》
他者の仕事がうまくいくように手助けする。
全員でひとつのゴールを目指す。
互いに尊重し合う1つのチームのメンバーとして相手を扱う。
仕事の成功は「相手の役に立っているかどうか」でしかはかれない!!
相手にどれだけプラスの影響を与えたか。
一方、内向き思考で行動する人と交流すると、自分のものの見方や考え方が尊重されていないように感じ、不快感を表したり、関係をやめようと思うようになる。→自分が相手からされたことをやり返すことになり、内向き思考による争いに巻き込まれてしまう。
もっと人の役に立つために何ができるだろう?!
外向き思考とは、生活のあらゆる場面で正直にこうした問いかけをする積極的な意志と、たとえ厄介なことでも実行に移そうとするエネルギーが結びついた状態です。
もっとメンバーや患者さんのお役に立つために、今の自分に何ができるだろう?!

【2017.12.18投稿】 

hp2017.12.18

投稿者: 梶川眼科医院 院長:梶川大介

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