「目がかゆい!!」「くしゃみ・鼻水・鼻詰まり」の花粉症の方には、また悩ましい時期がやって来ました。
こうもサブいと花粉もまだ飛ばへんか。花粉症対策としては、花粉が飛び始める2週間ほど前から抗アレルギー薬の服用を始める「初期療法」が大切です!!
初期療法を行うことにより、症状を軽減させることができます。花粉症の症状に悩まされた経験のある方は、花粉飛散情報に注意して、早めに眼科を受診しましょう。
(1)飛散開始時期
『まもなく花粉シーズンスタート』
2月上旬に九州・中国・四国・東海・関東地方から花粉のシーズンが始まるでしょう。2016年春のスギ花粉の飛散開始は、西日本と東日本では例年より早く、北日本では例年並みでしょう。ただし、スギ花粉は飛散開始と認められる前から、わずかながら飛び始めます。
(2)ピーク予測
スギ・ヒノキ花粉それぞれのピーク時期は例年並みでしょう。スギ花粉のピークは、福岡は2月下旬から3月上旬、高松・広島・大阪・名古屋・東京は3月上旬から中旬の見込みです。スギ花粉のピークが終わった後は、各地でヒノキ花粉がピークを迎える見込みです。
(3)飛散数予測【例年比】
西日本では、2014年同様、低温・日照不足・多雨となり、花芽が形成されにくい気象条件となりました。特に九州・四国・近畿地方と北海道では非常に少なく、例年の半分以下となる見込みです。
@花粉症予防対策
前シーズン比や例年比での増減に関わらず、予報に基づいた早めの花粉症予防対策等が必要と考えられます。なお、花粉のばく露を避けるための基本的な対策には、以下のものが挙げられます。
①マスク、メガネを着用する。特にマスク内側に当てガーゼを付け、鼻口部分に枕ガーゼを当てると効果が高い。
②換気時にはレースのカーテン等で遮るとともに、開窓を10cm程度にとどめる。
③掃除はこまめに行い、掃除機の使用だけでなく、濡れ雑巾やモップによる清掃を行う。
④洗濯物は屋内に干す。
⑤衣類の素材は羊毛や毛織物は避け、ポリエステルや綿製品で起毛のないものを着用する。
環境省花粉観測システム(はなこさん)
サーバー移行中
平成28年春の花粉飛散予測(第3報)について
http://www.tenki.jp/pollen/expectation.html
すぐに役立つ花粉症対策
http://hitomi-sukoyaka.com/column/kafunsyo/04.html
あなたを悩ますアレルギー
http://www.santen.co.jp/al/al_sugi.html
【2016.2.09投稿】