待ち時間に関するアンケート結果について
医療機関を受診される患者様の不満として大きいのは、やはり待ち時間の長さです。
今年の2月に行った当院のアンケート調査において、”待ち時間は適正でしたか?”という質問に対して77%の患者様から「適正」という回答を頂きましたが、「長い」との回答は22%もありました。
また、不満なく待てる時間が「15分」と答えられた方が15%、「20分」の方が26%、一番多かったのが「30分」で40%おられ、平均24分という結果でした。
患者様の声
「予約での来院時は待ち時間も短くスムーズに診察へ進むのですが、予約が取れなかった時はかなり待たされます。どのくらい待たなければいけないか、自分の順番まであと何人ぐらいいるのかがわかれば…と思ったりもします。」
「待ち時間が、あまりにも長い事です。自分が診てもらう時間は10分程度なのに2時間近く待たされる事がある。」
当院では、患者様から頂いた待ち時間に対する要望を真摯に受け止め、患者様のご負担を少しでも軽減したいという思いから「診療順番ディスプレイ」の設置を平成22年10月8日に行い、「お知らせメール」「診療順番WEB」のサービスを11月1日から開始することに致しました。
待ち時間対策への取り組み
診療順番ディスプレイ
患者様が少しでも快適に診察できるための、
待ち時間がわかる「診療順番ディスプレイ」。
患者様からご自身の診療順番や待ち時間に関する質問が、スタッフに多く寄せられます。
このため、受付横に発券機表示モニターを設置し、診療中の番号と待ち人数がリアルタイムで分かるように致します。
番号札は、受付の際にスタッフがお渡ししますので、診察が終わってから会計の際にスタッフへお返しして頂くか、カウンターに置いてある番号札箱にお入れになってください。
患者様の検査や病気の内容、また予約診の有無などによって診察室の中にお呼びする順番が多少前後することもございますので、ご了承のほどお願い申し上げます。
お知らせメール
患者様の診療順番が近付いたら、携帯電話にメールが自動的に送信されます。
診療順番WEB
診療の混雑状況をリアルタイムに携帯電話で見ることが出来ます。
これらのサービスを受けるためには、患者様ご自身での登録作業が必要です。
詳しくお知りになりたい方は、受付までお申し出ください。
お知らせメールについて
診療の順番が近づいたら「お知らせメール」。
待ち時間を有効に使えます。
「お知らせメール」とは、事前に携帯メールアドレスを登録しておくと、ご予約いただいた診療の順番が近づいたときにメールでお知らせするサービスです。(但し、診療の事情により順序が多少前後する場合がありますのでご了承ください)。
利用方法
1.受付時にスタッフが「番号札」をお渡しします。
2.医院内に掲示されているQRコードまたは以下のアドレスより、メールアドレスを登録してください。
https://ssl.doctorqube.com/kajikawa/
メールアドレスの登録方法
1.URLを入力します。 https://ssl.doctorqube.com/kajikawa/
※最後に”/”(スラッシュ)を入れるのを忘れないようにしてください。
2.「メールアドレスの登録」を選びます。
3.患者番号とパスワードを入れ、OKをクリックします。
※パスワードはお誕生日です。(例)3月3日→0303
※初診の方は、電話番号のみ入力してください。
4.「空メール送信」をクリックしてそのままメールを送信します。
5.「メール照合」をクリックしてメールアドレスが登録されたことを確認します。
ご希望の方は受付までお申し出ください。ご案内には携帯メールの登録が必要となります。
携帯メールの受信拒否の設定をされている方は、設定変更をお願い致します。
最後に
診療順番ディスプレイや携帯電話で待ち番号が分かるので、今までのように待合室でずっと待たなくても良くなります。受付後の外出が出来ますので、たとえば、待ち時間の間にお買い物に出掛けたい場合、子供さんがぐずって待てない場合などにはお勧めかも知れません。当日の混雑状況を確認してから受診をすることも出来ます。
ただし、診療所にお戻りになられた場合には、必ず受付にお声をお掛けください。
呼ばれた際に不在であった場合、順番が後回しになることもございますのでご注意ください。
診察までの待ち時間は、季節・天候・祝祭日(特に連休)・重症患者数・新患者数など様々な要因が絡まってきます。
混雑状況のお知らせを医院内の受付下に貼付しておりますので、ご参考にして頂ければ幸いです。
「待たされた」という苦痛より「きっちりと診て貰った」「親切・丁寧にして貰った」という満足感が上回るように、また診察までの待ち時間のご負担を少しでも軽減出来るように院内の誘導や診療・会計などの業務をスムーズにおこない職場全体で対応を致します。
平成22年10月
梶川眼科医院 院長